2017 4月 12|彩花苑
夢ブログ

日別アーカイブ: 2017年4月12日

~カナダの大自然に包まれて~vol.1

はじめまして!

今日からここ彩花苑『夢ブログ』のコーナーで定期的にブログを書かせてもらうことになったカナダ在住のakanism(アカニズム)です。

そもそもなんでカナダ在住の日本人が和菓子屋さんのでブログを書くの??と不思議に思っている人もいるはず・・・

実は彩花苑は私の実家が経営するお店なんです。

まあ繋がりはそれだけ(笑)

しかーし!

だからこそ、恐らく今こうしてあなたにこのブログを読んで頂いているのであって・・・。

色々なご縁に日々感謝です。

そして今後とも遠くから温かく見守って頂ければ嬉しく思います。

さて、カナダに渡ってかれこれ十何年・・・

大好きな日本という土地で、四季の移ろいや情緒を五感いっぱいに感じて生まれ育ってきた私が、カナダという異国の地で、しかも超ど田舎で、奮闘しながらも自然の恵みを全身に浴びて生かされている事の喜びを是非皆さんとシェア出来ればと思いこのブログを始めることにしました。

これからは季節ごとのカナダ田舎生活の様子やライフスタイルなどを中心にご紹介していこうと思いますのでどうぞお楽しみに!

尚、このブログは隔週の水曜日にアップ予定です。

更新の際は必ず彩花苑の公式インスタグラムとFacebookページでもお知らせをするので是非フォローをお願いします♡

インスタ始めました_2L_小

 

ということで、まずは簡単に自己紹介を。

1984年生まれ。
蟹座の女(でも多分前世は獅子座の男)。
O型(基本は何事も大雑把だがA型とのハーフな故、変なとこだけきっちりしている)。
生まれも育ちも尼崎、生粋の尼っ子te02.gif
2003年に渡加(若かれし頃はトロントで自称シティーガールとして9年間を過ごし、その後今住んでいる田舎に移り住み2017年現在、森での隠居生活5年目。できる範囲での自給自足に取り組んでいる)

 

【家族構成】

わたし、パートナー、犬2匹、猫2匹、ミツバチ約12万匹(できれば来年には卵と鶏肉のためのニワトリを飼う予定~♡)

 

【住んでいるエリア】

カナダ・ケベック州・ガティノー川流域の小さな田舎町。首都オタワから車で北へ時速100キロで飛ばして1時間ちょっと。森の中の小さな湖畔に立つのがおうち。周りにはシカ、クマ、ヤマアラシ、七面鳥、コヨーテやオオカミ(滅多にお目にはかかれないけど・・)、ビーバー、色んな種類の鳥などなど、ここには書ききれないほどの動物たちに囲まれて暮らす。

 

【趣味・興味のあること】

●読書 ●おうちヨガ・ピラテス ●ワイルドベリー狩り(夏は取り憑かれたように毎日取りに行くよ)●野菜を育てること ●海と海洋生物 ●サーフィン(ここでは勿論できないよ涙)●SUP ●養蜂 ●映画の鑑賞(ドキュメンタリー好き) ●星空観察 ●キャンプファイアー ●ウクレレを弾きながら懐メロを歌うこと ●お酒(焼酎とウォッカは苦手)●きのこ狩り(うちの周りは毒キノコが多いけどね)●お料理と保存食作り ●動物(でもベジタリアンではないよ♡)●歴史 ●日曜大工 ●詩を書くこと ●お香 ●タイニーハウス(小さな動く家を建設中)

 

自己紹介はこの辺にして、、、

そろそろ本日の本題に入っていきましょ~う。

まず、カナダと聞いてまず思い浮かぶのは???

そう!

『メープルシロップ』

ってカナダはそれしかないんかいっ!と言うくらいベタな答えだけど(苦笑)

メープルシロップとは砂糖カエデの樹液を煮詰めただけの自然の甘味料。

普通は保存料や添加物など一切なし!

大地の栄養を含んだ雪解け水を吸収した木の樹液だから、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質、亜鉛、カリウムなどミネラルがバランスよく豊富に含まれていて栄養価もかなりグッド。

昔々からカナダの原住民(砂糖カエデの樹液が取れる地域に住んでいた種族)の人達が厳しい冬を越すための貴重なエネルギー源として作っていたメープルシロップなんだけど、それをカナダに最初に入ってきたヨーロッパ人であるフランス人が教わって、後にカナダに広がっていったんだって。

実はここカナダ・ケベック州は最大のメープルシロップの生産地で、世界の80%以上を供給してるよ!

で、まさに今、日中と夜間の寒暖の差が最も大きくなるこの時期は雪解けが本格的に始まっていて、akanismファミリーもメープルシロップ作りの真っ只中!

うちでは「数年に一回だけ」春の風物詩としてこのメープルシロップ作りをしていて(こんな大変なこと正直毎年やってられない・・・苦笑)、今年は豊作の予感だったから、カエデの木を多めにタッピング(木にドリルで穴を開けてタップの穴に樹液採り出し口として栓タップを差し込む作業)しといたんだけど・・・

ジャックポッーーート!!!

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すごい勢いで樹液が出るわ出るわ

樹液って言っても見た目は無色透明で、テクスチャーはサラサラ。要するに、味だけほんの~り甘いかな?って感じるようなお水。

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自然の恵みを一滴も無駄にしたくない我らは、ほぼ一日おきで森へ入って、まだ地面に残っている深い雪に足を取られてグダグダになりながら、タップからでた樹液を受け取った重いバケツをせっせと運んで樹液集めをしてるよ。

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採取した樹液は何日も置いておけないから、出来るだけ早く煮詰め作業に入るんだけど、これまた時間と労力がかかる~。

まずお家の外にセットアップしてある薪ストーブの上に平らなトレイ(表面積を大きくして蒸発のスピードを早めるためね)を置いてそこに樹液を入れる。

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そのストーブにコンスタントに薪をバンバン入れて燃やしていくと、トレイの中の樹液もどんどん蒸発していくからそこにまた樹液を足しては煮詰めるを朝から晩まで繰り返すよ。ちょっと油断して樹液を足すのを忘れたりすると煮詰まりすぎてトフィー(キャラメルみたいなもの)になったり、下手すると丸焦げになったりするので要注意!

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↓↓↓ちなみに今年は既にでトレイ3つ分焦がしてまーす↓↓↓

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正直この退屈で根気のいる作業、自分たちだけではやってられなから、make a party out of it!ってことで、週末には仲良しのお友達や親戚を誘って『メープル・マッドネス〜』と称したパーティーをホストして、樹液のバケツを運ぶ作業を一緒に手伝ってもらったり、交代で火の番をしてもらったりしながら、外の薪ストーブの前にみんなで椅子を並べてキャンプファイアー感覚で楽しんだりもしてるよ。

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で、最終的に糖度が66%くらいになった時点で火から上げて、

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不純物を取り除くために漉して、

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空き瓶なんかに詰めていって完成~っという流れだよ。

樹液に対するシロップの割合は40:1。だから1リットルのメープルシロップを作るのに40リットルの樹液を集めて、それが1リットルになるまで煮詰めるんだよ。ちなみに白樺の樹液だと60:1だから更に大変!

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うちは一回の回収で約300リットルの樹液が集まるから、7リットルくらい出来るんだけど、家族や友達にホイホイあげてる間に、気づいたら自分たちの取り分が少なくなっちゃって、結局じゃあもっと作ろうかぁ~の繰り返しで、上に書いた作業を樹液が出てる間は何度か繰り返すって言うパターンなり(苦笑)

でもやっぱり自分たちで心を込めて作ったメープルシロップって、周りの大切な人達と分かち合ってこそ価値があるのかな~なんて思います。喜びというのは分かちあえば何倍にもなるからね。

まあでももう現時点でこの作業3回繰り返してるから、もうそろそろ片付けようか~ってな雰囲気になってます(笑)

と言うことで、今回はまさに「THE カナダ」な自家製メープルシロップ作りについてご紹介しました。

長~い寒~い冬にやっと終わりがきたので(嬉涙)、これから春・夏に向けて本当に楽しいことがいっぱい待ってるよ♡♡♡

次回の更新もどうぞお楽しみに!

I’ll catch you guys in a couple of weeks!

xoxo,

akanism

P.S.

カナダ産メープルシュガーを使用した彩花苑のオリジナル『夢ラスク』。

ひとくち目からメープルシュガーと芳醇なバターの香りがお口の中に広がるよ!サクサクの食感がたまらない〜やめられない止まらない〜♪日持ちもするし軽いしお使い物にもすごく便利。

是非一度食べてみてね!

彩花苑HPから購入可♡

www.saikaen.jp

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